「紫陽花ってたくさん種類あるの知ってる?」
「そうなん?紫陽花は青い花だけ違うん?」
「青以外にも白や赤っぽいのもあるんやで。ここ、見に行かへん?」
「うん!見に行こっ!」
「紫陽花を見に行きたいけど、たくさん咲いてる場所ってどこ?」
こんな悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。
これまで、関西中心に100箇所以上の観光スポットへ出かけている僕が解説します。
今回ご紹介するのは、三重県津市にある「かざはやの里」です。。
この「かざはやの里」は、東海地方で紫陽花の名所と呼ばれている場所で、訪れたときも多くの観光客で賑わっていました。
普段見ないような珍しい品種の紫陽花が、園内いっぱいに咲き誇っており圧巻でした。
この記事では、かざはやの里が紫陽花の名所と言われている理由や、アクセス方法などを紹介していきたいと思います。
もし、たくさんの紫陽花を堪能したいなら、「かざはやの里」はおすすめスポットです。
それでは、早速見ていきましょう!
目次
かざはやの里とは
かざはやの里は、社会福祉法人正寿会が運営している福祉と環境を融合した花園です。
日本で初めて園芸福祉を取り入れた花園とされています。園内の整備や運営は、障害者施設の利用者と職員が協働して行っています。
園内には、「梅」「藤」「紫陽花」がそれぞれ植えられています。見頃時期などに関しては次の通りです。
- 梅:55種類 555本(見頃は2月上旬〜3月下旬)
- 藤:10種類 1,800本(見頃は4月下旬〜5月上旬)
- 紫陽花:29種類 77,700本(見頃は6月上旬〜7月下旬)
いずれも、東海地方で最大級の規模で、園内の地形を利用して植えられています。
かざはやの里の場所と基本情報
ここでは、かざはやの里についての基本情報をお伝えします。
住所 | 三重県津市戸木町4096 伊勢温泉ゴルフクラブ内 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
定休日 | なし |
電話番号 | 059-255-5755 |
駐車場 | あり(無料) |
ホームページ | かざはやの里 |
このかざはやの里は、伊勢温泉ゴルフクラブ内にあります。
園内を散策していると、すぐ横にゴルフコースが広がっており、不思議な気分でした。
ただ、決してゴルフボールが飛んできたりはしませんが、ゴルフコースには立ち入らないようにしましょう。
かざはやの里へのアクセス
ここからは、かざはやの里へのアクセス方法を見ていきましょう。
アクセス方法としては、車と電車・バスで行くパターンがあります。
それぞれ説明していきますね。
かざはやの里へのアクセス①:車
今回、僕は車で行ったのですが、あわせて観光や買い物もできるので自由度が高くオススメです。
大阪・名古屋方面からは、伊勢自動車道・久居ICで下りて約10分です。
ホームページではナビを目的地に合わせる際、伊勢温泉ゴルフクラブに合わせた方が良いと書かれてあります。
ただ、僕は「かざはやの里」を目的地に入力して到着できました。道中には狭い道もなく、快適に走れます。
かざはやの里へのアクセス②:電車とバス
電車とバスを乗り継いで行く方法もあります。
近鉄名古屋線「久居駅」下車→榊原温泉行きバス「戸木神社前」下車→徒歩18分です。
「戸木神社前」→「かざはやの里」までの歩くコースは、下の地図を参考にしてください。
かざはやの里に駐車場はあるの?
駐車場は2ヶ所あります。それぞれの場所を解説しますね。
第1駐車場の場所
第1駐車場は、かざはやの里の入り口の前にあります。
ただ、見頃を迎える頃には満車になりやすいです。
その時は、次に案内する第2駐車場に駐車することをオススメします。
第2駐車場の場所
第2駐車場の場所は、かざはやの里の入り口から約10分の距離にあります。
下の地図で確認してくださいね。
僕が訪れたときは、「あじさい祭り」で多くの車で賑わっていましたが、係員の方が分かりやすく誘導してくださるので安心です。
あじさい祭りで紫陽花を堪能しよう!
かざはやの里では、「2023年あじさい祭り」が開催されています。
ここからは、あじさい祭りについてご紹介していきます。
開催期間は5月26日〜7月17日まで
2023年度のあじさい祭り開催期間は、5月26日(金)〜7月17日(月)までです。
開園時間は、8:00〜18:30です。
開催期間中は、県外からも多くの人が訪れるとのことです。僕が訪れたときも、県外ナンバーの車が多く停まっていました。
入場料800円で東海最大級の紫陽花畑を楽しめる
あじさい祭り開催期間中の入場料は、大学生以上は800円、高校生以下及び障がい者手帳を持参されると無料となります。
あじさい祭り期間中に何度も入園できる、1000円のパスポートも販売されています。
また、あじさい祭り期間中は、ペットの入場料が無料となります。
園内でワンちゃんを散歩させている観光客の方も多くいて、思い思いに楽しんでおられました。
ワンちゃんを飼われている人は、一緒に楽しむのも良いかもしれませんね。
色とりどりの紫陽花が広がる園内
入園ゲートで入場料を支払うと、すぐ脇には可愛い河童が出迎えてくれます。
実は、かざはやの里は「河童のふるさと」と言われており、今も河童は親しまれています。
通路を進んでいくと、インスタ映えする撮影スポットを見つけました。
神社やお寺で見かける手水鉢の中に、色とりどりの紫陽花を浮かべた「花手水」です。
ここの花手水は、日によってデザインが変わります。訪れる人の中には、この花手水を目当てに来園される人も多いそうです。
さて、そのまま通路を進んでいくと、一気に視界が開けます。
見渡すと、どこを見ても紫陽花の花が咲き乱れています。青や紫、白や赤など色とりどりの紫陽花が出迎えてくれました。
園内はすり鉢状になっていて、丘の上に登れば上から園内を見下ろせるようになっています。
下から山肌を見上げると、紫陽花が咲き詰められているように見えます。
他の場所では見れない光景なので、とても迫力があって綺麗でした。
園内には、所々に休憩スペースやベンチが置かれています。
軽食やアイスクリームなども売られているスポットもありますので、休憩しながら楽しんでくださいね。
ドッグランも併設
かざはやの里では、ドッグランも併設しています。
1日利用時の料金は次のとおりです。
- 1頭 500円
- 2頭 700円
- 3頭以上 800円
3か月、6か月、1年のパスポートもあるので、気になる方はホームページをチェックしてくださいね。(かざはやの里)
まとめ
以上、三重県津市にある「かざはやの里」をご紹介しました。
記事にも書いた通り、かざはやの里は東海地方最大級の紫陽花の名所です。
これだけの種類と数の紫陽花は圧巻で、訪れた人を魅了しているのが分かります。
園内は、通路や休憩場所などが整備されていて、どなたでも過ごしやすい空間になっています。
毎年、「紫陽花を見るならここがオススメ」と言いたくなるような素敵な花園でした。
ぜひ、足を運んでみてくださいね。
今回の旅の費用(税込):14,730円
さて今回の旅でかかった費用を見ていきましょう。
出発地点及びゴール地点は大阪駅としています。また、飲食代は除いています。
今回の費用
●交通費:合計13,130円
- 高速道路料金:8,330円
- 大阪・梅田IC→三重・久居IC:4,610円
- 三重・久居IC→大阪・梅田IC:3,720円
- ガソリン代(走行距離÷燃費×ガソリン単価):4,800円
- 300km ÷ 10L × 160円=4,800円
●入場料:合計1,600円
- かざはやの里:800円
- 大人2名分:800円×2人
合計:14,730円
※ガソリン単価は、時期と地区により変動します。
※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。